Windows10は2025年10月中にサポート終了!メールの移行はどうする?
Windows10は2025年10月14日(米国時間)をもってサポートが終了になります。それに伴って、Windows10で稼働していた「Windows Mail」が2024年12月末に終了しますので、それまでに次に使うメールシステムを検討しなければなりません。
今回は、「Windows10」と「Windows Mail」のサービス終了日時と、その後のメールソフト、Windows10から11へのアップグレードの方法などをわかりやすくご紹介します。
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Windows10のサービス終了日時について
- 2025年10月14日(米国時間)
OS「Windows10」は上記の日時でサービスが終了します。
日本時間ではなく、米国時間であるため、日本が2025年の10月15日になってから、数時間ののちに終了します。
ただし、上記はOSのサービス終了日時であり、Windows Mailのサポートは2024年12月末で終了します。
Windows MailからOutlookが標準ソフトに
Windows10のサポートが終了してしまったら、以下のような対応に移行します。
- メールはOutlookへ移行
- そのままOSやWindows Mailを使い続ける場合は自己管理となる
手段を探せば「Windows Mail」を使い続けることもできますが、現在システムに備わっているセキュリティをすり抜けてくる「標的型攻撃メール」や「無差別型攻撃メール」を防ぐことができなくなるため、2025年以降も業務用のメールとして使用することはおすすめできません。
Outlookへ移行しなかった場合のデメリット
- 情報を収集し自己管理を一層強化する必要がある
- メールアドレスが流出する可能性が増える
- 悪意のある添付ファイルを開いてしまうケースが増える
サービス終了後も「Windows Mail」を使い続ける場合は、セキュリティに関する情報収集を自分で行った上で、メールに対する危機管理を強化する必要があります。
そのため、調査や対応に時間を取られてしまうため、業務効率が下がってしまいます。
対策のために人を雇用したり、時間を割いたりすることが難しい場合はOutlookに移行してしまったほうが安全です。
Windows10からWindows11へのアップグレード
Windows11へのアップグレードは簡単に行えますが、使えなくなる機能があるため、準備が整ってからアップグレードすることをおすすめします。
Windows10のサポートが終了する前に、前もってWindows11へグレードしておきましょう。アップデートは無料で行えますが、お使いのパソコンのスペックによっては、パソコンの買い替えが必要です。
お使いのパソコンのスペックをチェック
メールのサポート終了の2024年末にまでに、パソコンの買い替えも視野に入れた準備が必要です。
Windows11がリリースされた2021年よりも前に生産されたお使いのパソコンや購入価格が著しく安いパソコンの場合は、Windows11が快適に動かない可能性があります。
【Windows11が動作するCPUの目安】
- Intelなら第8世代Core
- AMDならRyzen2000以降
※確認方法:WindowsキーとXを同時押ししてシステムを呼び出し、プロセッサの欄を見る。
その他、メモリの容量や必要なグラフィックスカードなどさまざまな要件があります。
詳細は、Microsoft公式サイトでご確認ください。
メモリ | 4GB以上 |
ストレージ | 64 GB 以上 |
システム ファームウェア | UEFI、セキュア ブート |
TPM | バージョン2.0 |
グラフィックス カード | DirectX 12 以上 |
ディスプレイ解像度 | 720p以上 |
アップグレードの事前準備
- メールのバックアップ
- アドレス帳のバックアップ
- 税務関係の書類や各種契約書など重要データのバックアップ
OSをアップグレードする際には、万が一失敗した時に備えて、メールやデータのバックアップを取っておいてください。
外付けのハードディスクや、有料で契約しているクラウドへの保存をおすすめします。
また、データを整理し、パソコンの空き容量を20GB以上確保しておくことをおすすめします。
アップグレードの方法
- Windows Updateからアップグレード
- Microsoft社のサイトからファイルをダウンロード
Windows11にアップグレードすると、Windows10の一部の機能が使用できなくなります。アップグレード前に「機能の廃止と削除」について確認しましょう。
Microsoft社|Windows 11 の仕様とシステム要件
アップグレード後のメールアプリについて
Windows OSをアップグレードすると、Windows Mailは使えなくなりOutlookに移行します。この機会に、社内メールシステムそのものについて再検討される方は、標準のOutlookのほかに以下のメールアプリもおすすめです。
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この記事のポイント
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Windows10はいつサービス終了する?
Windows10は以下の日時にサービスを終了します。
- 2025年10月14日(米国時間)
日本時間ではなく、米国時間であるため、日本が2025年の10月15日になってから、数時間後にサービス終了します。しかし、標準メールシステムの「Windows Mail」はOSサポート終了よりも前に終了します。
詳しくは「Windows10のサービス終了日時について」をご覧ください。
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新しいメールシステムに移行しなかった場合のデメリットは?
- 迷惑メール対策を自分で行わなければならない
- パソコンが危険にさらされる可能性が増える
詳しくは「utlookへ移行しなかった場合のデメリット」をご覧ください。
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