テストメールとは?文例や誤送信を防ぐための注意点などが丸わかり!
初めてメールを送る相手に、粗相がないようにするために、試験的に送るメールを「テストメール」といいます。
メールを送る際に気をつけなければならないことは「メールの宛先」「メールのタイトル」「相手にとって失礼がない文章」など、細かい注意点がありますが、見落としがあるかもしれません。
今回は、メールの誤送信を含「メール送信の失敗」を防ぐために、テストメールで使える文例や、テストメールの注意点などをご紹介します。
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テストメールを送るケース
テストメールは、メールの誤送信やメール配信ミスを防ぐためのメールです。テストメールを送るケースはさまざまですが、ビジネス関連では以下のような事態が想定されます。
社外向け
- 取引先から伺ったメールアドレスが正しいか確認するためのテストメール
- 新規会員様に向けてアドレスの確認を兼ねて最初に配信するメール
- メールマガジンや会員登録時
取引先に送るメール
取引先からメールアドレスを口頭や名刺などで教えていただいた場合、挨拶も兼ねてメールアドレスに間違いがないか一旦メールを送ることがあります。取引先からメールでご連絡板だいたい場合は「返信」すれば届きますので、テストの必要はありません。
顧客に送るメール
また「会員登録」を事業で行っている場合は、お客様のメールアドレスが正しいか、きちんと受信できるか確認していただくために、テストメールを送ることがあります。
会員様向けメールでは「迷惑メール設定」によって届かないこともありますので、ご登録の際に使用するメールアドレスのドメインを許可してもらいましょう。
また、メールマガジンでABテストを行うことも「テストメール」に含まれますが、今回の解説からは除外します。
社内向け
- 災害時に社内に配信する一斉送信メール
- 社内の共有事項を特定の新規グループに配信するメール
社内向けにテストメールを送るケースでは、災害時に発信する安否確認のメールや、新規に作成したグループに送るテストメールがあります。
社内向けなので、文章を間違ってしまってもあまり問題はありませんが、ダミーで掲載するURLや電話番号は、実際につながらないように工夫する必要があります。
社外向け:新規取引先へのテストメールを兼ねた初回メールの文例
件名:〇〇株式会社 今後のスケジュールについて
株式会社△△
△△様
お世話になっております。〇〇株式会社の〇〇です。
先日はお打ち合わせありがとうございました。
プロジェクトの今後のスケジュールですが、以下の流れで進行いたします。
〇〇〇〇年〇月 第二回打ち合わせ(オンライン)
〇〇〇〇年〇月 第三回打ち合わせ(訪問)
〇〇〇〇年〇月 〇〇の施工
〇〇〇〇年〇月 工事完了
上記内容に間違いがないか、日程や工程などをご確認いただけましたら、〇月〇日までにご連絡いただけますようお願い申し上げます。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。
———-署名————
〇〇株式会社
〇〇部
〇〇
メールアドレス
電話番号
取引先へのテストメール(初回メール)のポイント
- 返信をお願いすること
- 開封通知を設定すること
社内向け:災害時安否確認のテストメールの文例
件名:【防災訓練】大規模災害のための安否確認
〇〇部 各位
※防災訓練メールです。必ず安否確認対応してください
20〇〇年〇月〇日10時頃地震が発生しました。
各自、社内掲示板のURLにアクセスし、安否確認を行ってください。
安否確認は、以下の番号で投稿してください。
1.無事
2.無事だが出社に時間がかかる
3.無事だが出社できない
4.家族が被災したため出社できない
5.避難中
6.救助要請中
7.その他(簡潔に状態を報告)
基本は番号のみの投稿でお願いします。
社内へのテストメールのポイント
- 何についてのテストメールか目的を明確にする
- 開封通知を設定する
- 具体的な指示を書く
顧客向け:メールアドレス認証のテストメールの文例
件名:【〇〇ショップ】メールアドレスの認証をお願いします
※このメールは、〇〇ショップにご登録いただいた方へ自動でお送りしています。
△△ △△様
この度は、〇〇ショップへの会員登録ありがとうございます。
お客様のメールアドレスが正しいか確認を行うメールです。
下記のURLから、メールアドレスの認証をお願いします。
https://〇〇~
※会員登録に覚えがない方は、このメールを破棄していただくようお願い申し上げます。
※本メールは発信専用です。返信していただいてもメールは届きませんのでご注意ください。
お問合せ先————————
〇〇ショップ
住所
電話
サイトURL
顧客へのテストメールのポイント
- 件名でメールの内容を明確に伝える
- 自動送信の場合は、自動送信である旨を記載する
- 間違えてメールが届いた場合の対処法を記載する
- 発信側の連絡先を明記する
メールを送る際の基本的な注意点
テストメールを送る際以外にも気をつけたい「メールの注意点」は以下の通りです。
- 送信先アドレスを確認する
- ToやCC、BCCを正しく選択する
- メールの内容がわかる件名を入力する
- 宛名と宛先が同じであることを確認する
- 失礼のない文面を心がける
- 発信者の署名を記載する
社外に向けたテストメールは「初回メール」であるケースが多く、顧客との関係性を築くために失敗しないように気をつけましょう。
使用しているメールシステムに、一定時間内の送信キャンセル機能や送信前確認機能がある場合は、あらかじめ設定されることをおすすめします。
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この記事のポイント
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ビジネスにおいてテストメールを送るケースは?
テストメールを送るケースは、社外向けと社内向けで、以下のケースが想定されます。
- 取引先から伺ったメールアドレスが正しいか確認するためのテストメール
- 新規会員様に向けてアドレスの確認を兼ねて最初に配信するメール
- メールマガジンや会員登録時
- 災害時に社内に配信する一斉送信メール
- 社内の共有事項を特定の新規グループに配信するメール
詳しくは「テストメールを送るケース」をご覧ください。
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社外向けテストメールの文例は?
新規取引先への初回メールの文例をご用意しています。
詳しくは「社外向け:新規取引先へのテストメールを兼ねた初回メールの文例」をご覧ください。また、社内向け「安否確認のテストメール」の文例や、顧客向け「メールアドレス認証の際のメール」の文例をご用意しています。
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